格安SIMは割安で運用できる反面、使える通信量に上限がある場合が多い。
ここでは、通信量の節約テクニックを紹介します。
■データ通信量の確認方法
アンドロイドの設定アプリでは、過去1ヶ月のデータ使用量をチェックできます。
月末は通信量の多いアプリを控えるなど、スマホを使う際の参考にします。
事前に指定したデータ容量を超えると警告する設定にすれば、データの使いすぎに早めに気づけます。
■アプリの自動更新をオフ
スマホにインストールしたアプリの最新版は、自動または手動でアップデートできます。
但し、アプリのサイズや設定次第では、データ容量を圧迫する原因になります。
Wi-Fi環境下でのみアップデートする設定にすれば、データ使用量を気にせずに自動更新できます。
■ブラウザで読み込みデータを圧縮
ニュースアプリやブログ、SNSなど、画像の多いWebをよく利用するなら、アンドロイド標準搭載のChromeがお勧めです。
ページを読み込む前に画像などを自動で圧縮するので、容量を節約できます。
■SNSにアップする画像をリサイズ
SNSは、思い出の写真を友人と手軽に共有できるのが利点ですが、高解像度の写真を大量にアップロードすると、データ容量が増えてしまいます。
かんたん写真縮小などのアプリで事前に写真を圧縮しておけば、写真をアップする際に発生するデータ通信量を減らせます。
■Facebookの動画自動再生をオフ
Facebookアプリを閲覧すると、タイムラインに投稿された動画が自動的に再生されます。
動画を自動再生しない設定にしておけば、再生ボタンをタップするまでは動画の読み込みが開始されず、通信量が発生する心配がありません。
■データの同期は最小限
アンドロイドのスマホを使っている場合、Googleが提供するGmailやGoogleカレンダーなどのサービスを常に最新の状態で利用できます。
但し、あまり使っていないサービスを自動で同期すると、知らぬ間に通信量を消費してしまいますので、不要な項目はオフしましょう。
■Wi-Fiをすばやくオン
自宅や会社などWi-Fi環境がある場所でスマホを使う場合はWi-Fiを利用します。
通知パネルかウィジェットからすばやくWi-Fiに接続します。
■データ通信量を減らせるアプリ
YouTubeやInstagramといったアプリは、サイズの大きいデータを送受信するため、通信量が自然と増えてしまいます。
OperaMaxというアプリを使えば、アプリのデータを自動で圧縮したり、モバイルデータ通信の利用をアプリごと制限したりできます。
■LTEと3Gを切り替える
メールの送受信やWebの閲覧は、比較的低速の3G回線で十分、普段から3Gに接続しておけば高速通信を利用しないので、通信量の節約につながります。
データ容量の大きいアプリを使う時などは、設定アプリから接続先をLTEの切り替えれば良いでしょう。
MVNO業者によっては高速・低速切り替えアプリを用意しています。
■公衆無線LANを活用
飲食店や駅、空港などで利用できるWi-Fiサービスは、通信量の節約になります。
ほとんどが月額数百円で利用でき、無料サービスもあるのでうまく活用すると便利です。